奈良県葛城市のパワースポットシリーズ、前回は、今人気の漫画「鬼滅の刃」のファンの聖地になりつつあるという「葛木坐火雷神社」☟
と、一言の願い事なら何でも叶えてくれるという「葛城一言主神社」をご紹介させていただきました☟
今回は、金運パワースポットとして知られる「高天彦神社」の過去記事を、大幅にリライトさせていただきました。
ここだけは、来訪したのが2019年7月…と違う時期で、雨がしとしと降っている日でした。
天気が悪いのでどうかと思ったのですが、行ってみたら、まるで浄化の雨のようで、神秘的な清涼なオーラに包まれながらの来訪になりました✨
よろしければ、読んでいただけると幸いです(*'ω'*)
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ある日、親友に「最近、お金が貯まらへんから、金運アップのご利益がある神社かお寺知らん?」と、尋ねられました。
金運♪♪♪ 素敵な響き(笑)。
そりゃ、もちろん、私も気になります(/・ω・)/
ということで、いろいろ探してみた結果…
在りました!
奈良県御所市の、大阪府との県境にある金剛山の東麓にある「高天彦神社」。
かなりの「金運パワースポット」のようです…。
というわけで、ご利益を求めて雨ニモ負ケズ…2019年7月13日に行ってまいりました!
さて一体、どんな神社なのか?
また、本当にパワースポットなのか?
気になる、そのあたりを踏まえ、ご紹介していきたいと思います('ω')ノ
「高天彦(たかまひこ)神社」とは
奈良県のパワースポット神社と言えば、実は、大神神社や春日大社など有名どころが、ずらりと名を連ねています。
そんな中で、ちょっとマイナーではあるのですが、以前からネットの検索でちょくちょく「パワースポット」という文字を見かけ、気になっていた高天彦神社。
なんでも地名の「高天」は、古事記で太古から神々が住まれるところと伝えられる「高天原」から取られたそう。
しかも、金剛山と言えば、奈良時代に修験道の開祖である「役小角」が修行した場所としても知られています。
そんな金剛山の麓にあるところからも、神秘的な雰囲気が漂っています。
「高天彦神社」のご神体は、もともとは神社の背後にそびえる「白雲岳」だったそうで、社殿ができる以前は、神体山の聖林に祭神を祀っていました。
この金剛山には、登山客も多く訪れます。
高天彦神社は、登山口にもなっていて、山登りスタイルの方も、よく見かけます。
しかしながら、公共機関でのアクセスは、いささか不便です。
近鉄御所線御所駅から奈良交通バスで11分 ・鳥井戸バス停下車
さらに徒歩で50分⁉
しかも本数がかなり少ないようなので、近鉄御所駅からタクシーで20分コースの方が無難かもしれません。
車でのアクセスは、京名和自動車道 御所ICから車で20分です。
拝観・駐車場ともに無料です。
拝観時間は境内自由(神社は無人です)。
御朱印は、管轄の高鴨神社(車で5分ほどの距離にあります)で、いただけるそうです。
心洗われる参道 神木の中を歩く
駐車場の奥の、樹齢何百年?クラスの杉が並んでいるところが参道です。
巨大な杉の根元には…
参道だけでも、何とも言えぬパワーに満ち満ちています。
いつの間にやら、友達がクマ子を撮影してくれてました(笑)。
完全に、無防備…( ̄▽ ̄;)
後ろに見える山が、もともとのご神体の「白雲岳」です。
パワースポット感が、高まってきます!
雨に祝福されたかのようなスピリチュアルな境内
さて、境内に足を踏み入れると、凛々しいお顔の狛犬が出迎えてくれます。
二の鳥居をくぐり、赤い瓦が印象的な本殿の前へ…
こちらの、本殿のご祭神は…
<高皇産霊神(たかむすびのかみ)>
記紀の中で、出雲への国譲りのための使者を遣わしたことで知られる神。
「創造」を神格化した神と言われています。
この一帯の有力者だった、葛城氏の最高神でもあります。
※葛城氏は、古墳時代の豪族で、大和朝廷の有力者だった「武内宿禰」の後裔といわれています。
歴代の天皇に娘を嫁がせていましたが、その中でも、仁徳天皇の皇后であった「磐の媛」(奈良県北部に大きな古墳があります)が有名ですね※
<市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)>
記紀の中で、天照大神が素戔嗚尊(スサノオノミコト)との誓約の時に、スサノオノミコトの剣を噛んで吹き出した霧から生まれた宗像三女神の一柱。
子守りの神様・子どもの守護神・子孫繫栄・子授けとして知られています。
<菅原道真>
学問の神様として有名。
<Wikipediaより、一部抜粋>
有名な神様が三柱も祀られているのです!
このため
諸願成就・金運・仕事運・商売繫盛・合格祈願などにご利益があるとされています。
なんと、ありがたい…
実は、前日から、お祈りする内容を考えていました(;^ω^)
当日は、本降りの雨で、境内には他に誰もいなかったので、ここぞとばかりに、たくさんお願いさせていただきました♪
そして、本殿の左隣に、何やら人目を惹く石があります。
もともとのご神体山である白雲岳に祀られていた磐座らしいです。
この神社の原点ですね。
ものすごいパワーを感じます!
他にも、摂社が祀られています。
本殿の後ろの木々が、神々しいです。
この三柱の取り合わせは、ちょっと不思議な感じがしますが…
ご利益としては、五穀豊穣・商売繁盛・子孫繫栄・国家安泰・疫病除け・縁結び…
あれ⁉
この摂社も、半端ないですねΣ(゚Д゚)
コチラでも、お祈りお祈り…(/・ω・)/
雨なのに、いや、雨だからこそ、こんなに綺麗なんでしょうか?
浄化された空気とパワーが、境内に漂っています。
この高天彦神社は、雨の日の方がより、パワースポットなのかも…と感じました。
「幸せを呼ぶ福蛙」と水車と紫陽花と
さて、境内から出て左手に、昔からこの地にあるという「幸せを呼ぶ福蛙」と呼ばれる石があります。
蛙の目玉に当たる物体は、碁石みたいに感じました(笑)。
「幸せを呼ぶ蛙」…なんだかネーミングがいいですね(;^ω^)
触れると幸せを呼ぶそうなので、もちろん、なでなでさせていただきましたとも('ω')ノ
さらに、境内から出て右手には、風情がある水車がありました♪
奈良盆地では、もはや枯れ出している紫陽花が、まだ綺麗に咲いていました♪
7月なのに、半袖では寒い!
調べてみると、高天彦神社付近の標高は580m近くあるそうです。
納得…。
ちょっと不思議な石碑たち
さて、この「高天彦神社」には、「…ん?」と思わせるような石碑類もあります(;^ω^)
二の鳥居から向かって左手奥に、あった石碑。
いくら何でも、時代が違い過ぎる!!
なぜ、この二人の天皇の名が記されているのかは、謎です…(;´Д`)
そして、鳥居の右手には、こんな碑もありました。
謎の象形文字??
横に看板がないと、何と書かれているかわかりませんね…(-_-;)
さらに…参道手前の駐車場付近には、本当に謎の石碑があります(汗)。
辺りに何か書かれている看板がないか探してみたり、ネットで検索してみたりしましたが…
未だ、調べはついていません(汗)。
???
ある意味、ここまで書き連ねてきた分を、全部持っていくだけのパワーがあるかも…(笑)。
いろんな意味で、パワースポットですね( ̄▽ ̄;)♪
《参考文献》
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まとめ
もともと「金運パワースポット」と聞いて、下心たっぷり(笑)で向かった「高天彦神社」。
ところが調べてみると、諸願成就・金運・仕事運・商売繫盛・合格祈願…
と、ご利益フルコースな神社でした(≧◇≦)
境内の雰囲気も、周りの木々も、スピリチュアルな空気に満ち満ちていて、マイナスイオン効果もあるのでしょうか、ものすごくパワーを頂いた気がします(´艸`*)
この力をもとに、今年の残り半分も頑張っていこう!と思えました。
金剛山山麓にあり、少し交通の便が悪いというウィークポイントがありますが、皆さまも機会があればぜひ、こちらの「高天彦神社」で、たっぷりお願い事をしてみてくださいませ(*‘∀‘)
最後までお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>