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万葉文化館の里中満智子展と明日香村プチ観光スポット情報【2019年】

やっと、近畿・北陸・四国・九州は梅雨明けしたようですね。

明けたら明けたで、暑い暑いと文句を言うのでしょうが、それでも!だとしても!

夏が嬉しいクマ子です(*'▽')

 

さて、2019年7月21日に、明日香村・万葉文化館で開催されている「里中満智子・天井の虹」展に行ってまいりました。

その他、今までご紹介出来ていなかった、明日香村のプチ・観光スポットのレポート(コチラのコーナーの写真は2019年2月7日と4月1日撮影分も含みます)も、してみたいと思います。

 

 

万葉文化館での「里中満智子・天井の虹」展

「令和」元号制定で、一躍有名になった、万葉文化館。

万葉集人気にあやかって「友の会」も発足したようです。

何にせよ、奈良に来ていただけるのは嬉しい限りです。

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万葉文化館の庭園

 

7月13日から9月23日まで、特別展として「マンガで語る古代大和Ⅱ 里中満智子『天上の虹』にみる持統天皇誕生の物語」が開催されています。

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まず「天井の虹」の内容ですが…

もともと好きな漫画家さんで、加えてあまり作品化されていない飛鳥時代が取り上げられているので、連載当初から読み続けていました。

そもそも「持統天皇」を主人公にした漫画は、初めてで斬新だなぁと。

でも、持統天皇って、夫・天武天皇、父・天智天皇、祖母・皇極(斉明)天皇、孫・文武天皇と元正天皇…という豪華なロイヤルファミリーの生まれなので、どちらかと言えば「なに不自由なしで育ったお姫さま」というイメージだったのですが…

第一巻から、壮絶な子ども時代でビックリ!からスタートしています。

また、自分の息子の草壁皇子を皇位に就けるために、姉の子である大津皇子を無実の罪で葬ったのでは?と言われているのでも有名ですが、そうなるに至った経緯、さらには彼女の苦悩も余すところなく描かれていて、さすが、歴史ものを多く手掛けておられる里中先生…だなと思いました。

いずれにしても持統天皇は、飾りとしての女帝ではなく、数々の功績を残した実力のある女帝でした。

そんな彼女の強い生き様に、現在の女性は共感できる部分が多々あると思います。

 

そういう意味でも、コチラはお勧めです☟

 

天上の虹 全11巻セット (講談社漫画文庫)

 

 

また、漫画よりも小説で「持統天皇」を知りたい方にはコチラがお勧め☟

茜さす〈上〉 (新潮文庫)

 

茜さす〈下〉 (新潮文庫)

永井路子先生も、歴史小説で有名な方ですが、鎌倉時代とか女性を描くのが特に優れておられるように思います。

非常に読みやすい文章を書かれるので、私はほとんどの著作を読んでしまいました。

 

さて、展示の内容ですが、里中先生のイラストや漫画の原稿とともに、作品を描く時に参考にされた部分の、日本書記や懐風藻のコピーも展示されていました(参考にした原本も、万葉文化館蔵なので展示されています)。

まあ、私では原本を見ても読める訳でもないのですが(全文が漢文で書かれています)、それでも そんな王道の歴史書の原本は初めて見たので、感慨深いものがありました。

 

あと、私にとっては全くの予想外だったのですが、

薬師寺蔵で「天武忌」の際にしか見れない小倉遊亀(おぐらゆき)画伯の「天武天皇」「持統天皇」「大津皇子」の三尊像の絵画が展示されていたのに驚きました。

 

三尊像の情報はコチラ☟

https://www.nara-yakushiji.com/event/tenmuki.html

 

実際に、薬師寺から借用されているそうです。

本物が見れて、感動しました。

 

万葉文化館は通常は無料ですが、特別展示は有料で、今回は1000円です。

ちょっと微妙な金額ですが、里中先生の作品が好きな方、小倉遊亀(おぐらゆき)画伯の原画が見たい方、日本書紀や懐風藻の原本が見たい方にはお勧めします。

私はいつも「出来る限り安い金額で、見たいところを回る派」ですが、この特別展は、どうしても行きたかったので、投資しました(笑)。

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万葉文化館の駐車場にある 里中先生の石碑

ちなみに、万葉文化館駐車場は無料です。110台停めれます!

 

では、ここからはプチ観光スポット情報です。

甘橿丘(あまかしのおか)

蘇我蝦夷・入鹿親子が邸宅を建てていたという甘樫丘。

現在は、国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区となっています。

このエリア…めっちゃ広いです。

運動不足解消に、もってこいなのは間違いないです(;^ω^)

特にアップダウンがすごいです。

「丘」ですから(標高148mです)…。

 

分かりやすい写真で見ると、これです☟

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入鹿の首塚の後ろが 甘樫丘

甘樫丘の頂上の辺りに、桜が咲いているのがご覧になれるでしょうか。

桜の時期の展望台からは、桜を交えた綺麗な写真が撮れるそうです。

 

そして桜が咲いてなくても、頑張って展望台まで登ったら、こんな景色が見れます。

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耳成山 と 香久山

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飛鳥寺

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多武峰

この景色を見ていたら、蘇我蝦夷・入鹿親子は、都を見下ろしていたことが良く分かります。

自らが天皇になろうとしていた…という説にもうなずけます。

 

トイレもベンチも展望台もあり、散策にはもってこいですが、今の季節はくれぐれも無理をなさらずに…。

 

甘樫丘の無料駐車場は、第一駐車場が27台、第二駐車場(川原ポケットパーク)が6台停めれます。

 

檜隈寺(ひのくまでら)跡(国史跡)

甘樫丘から離れて、キトラ古墳周辺地区まで移動します。

キトラ古墳の手前の檜隈寺跡前休憩案内所には、無料駐車場・トイレ・休憩室があります。

そこから歩いてすぐのところに檜隈寺跡があります。

渡来系である、東漢(やまとのあや)一族の氏寺とされています。

東漢氏は、壬申の乱で天武天皇側についたため、その後重用され、後に平安時代に、蝦夷征伐で活躍した坂上田村麻呂も、東漢氏の子孫であると言われています。

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現在は 十三重石塔(重要文化財)が残るのみ

現在、檜隈寺跡の境内は「於美阿志(おみあし)神社」の境内になっています。

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於美阿志神社

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桜の季節の境内

 

水落遺跡(国史跡)

また、甘樫丘方面に戻ります。

甘樫丘の北端の車道を隔てて東側に中大兄皇子(後の天智天皇)が造ったと言われる漏刻(水時計)台跡とされる「水落遺跡」があります。

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正直、遺跡だけ見ていると、何が何だかよくわかりませんが、奥に案内板があります。

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水時計建物の復元図なども書かれているので、少しはイメージ出来ます。

飛鳥時代に、鐘の音で時刻を知らせていたのですね。

当時はとても画期的なことだったと思います。

 

水落遺跡に行くには、明日香村埋蔵文化財展示室のところの駐車場に車を停めれます。

 

おすすめお土産スイーツ(あすか夢の楽市)

明日香村埋蔵文化財展示室の隣に、農産物直売所「あすか夢の楽市」があります。

明日香村で収穫された野菜や米・手づくり加工品などが多数販売されていますが、

私のお気に入りはコレです☟

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黒豆きなこシフォン 税込390円

これは小サイズですが、4人分くらいの大きさです。

甘さ控えめでふわっとしていて美味しいです。

 

また、売り切れで写真が撮れなかったのですが、いつもよく買う「わらび餅」もとても美味しいです(小サイズなら税込150円)。

 

どちらも美味しくて、そして何よりクマ子のお財布に優しいです(笑)。

そんなわけで、明日香に行くと、よく買って帰ります。

今回は、飛鳥観光の中では、ちょっとマイナーな地点を中心に案内させていただきました。

いかがでしたでしょうか。

お出かけの際に、少しでも参考にしていただければ何よりです。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。