kumakuma blog

お出かけしたり挑戦していることを綴っていきます

世界遺産を見学・平城宮跡で奈良時代の栄華を偲ぶ

なんと(710年)立派な平城京…

と、いきなり年号の語呂合わせからスタートしました。

 

夏は暑い!

何かと物入りな季節…

それでも、お出かけもしたい!ですよね。

という訳で、コスパ良く行ける、奈良の名所をご案内します♪

 

今回は、世界遺産指定されている古都奈良の文化財の一つ「平城宮跡」を含む『平城宮跡歴史公園』のレポートです(訪問日2019年7月25日・写真は一部4月4日撮影分を含みます)。

 

  

平城宮跡に行くメリットとは

まず…世界遺産で、公園も整備されているのにもかかわらず、施設・史跡の見学は無料なのです!

 

 「天平うまし館」ではお食事が、「天平みつき館」ではお土産が、また「天平みはらし館」ではレンタサイクルが、それぞれ利用できます。

 それらを利用すると、支払いは発生しますが、その代わり、正面玄関に当たる、交通ターミナルのところの駐車場(8時から23時まで停めれます)の料金が割引になります(料金・1時間200円)。

また、平城京跡資料館駐車場・遺構展示館駐車場・東院庭園駐車場は、すべて無料です(開放時間は9時から17時なので気をつけてください)。

 いずれにしても日祝やイベント時は混雑するので、公式には公共交通機関を使うことが勧められています。


また一部を除き、園内施設は月曜日などがお休みになっていますので、HPでご確認の上お出かけください。

平城京跡歴史公園のHPはコチラ☟

https://www.heijo-park.go.jp/ 

 

 では、そんなお得な世界遺産・平城宮跡について、サクッとご説明します(''◇'')ゞ

 

710年に元明天皇により藤原京から遷都され、784年に桓武天皇が長岡京に都を移すまでの74年間、平城京は奈良時代の首都でした。

その後、平城京は田畑と化しましたが、江戸時代末期から調査研究がなされ、遂に1998年に古都奈良の文化財(『東大寺』『興福寺』『春日大社』『元興寺』『薬師寺』『唐招提寺』『平城宮跡』『春日山原始林』)の一つとして、世界遺産登録されました。

その後、2018年に平城宮跡歴史公園として開園しました。

現在、第一次大極殿院・南門が復原工事中です。 

 

 

それでは、各施設・史跡にご案内いたしますね。 

朱雀門

平城宮の正門です。

平城京の顔ですね。当時の面影を偲ぶことができます。

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朱雀門(1998年復原)

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朱雀門が解放されているのは、9時から16時半です。

16時まで入場できるので、門をくぐりたい方はそれまでに行ってください。

尚、時間が過ぎても、朱雀門の裏側にまわることは可能です。

 

第一次大極殿

平城京の中心建物です。

この大極殿は、天皇の即位や元日の式典などの重要行事に使われました。

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第一次大極殿(2010年復原)

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第一次大極殿の中に入って見学できます(9時から16時半・入館は16時まで)。

無料です。

 

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高御座(実物大模型)

天皇が着座する「高御座」です。

けっこう大きいので、驚きます。

 

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壁の彩色は 上村淳之画伯によるもの

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蓮も綺麗に彩色されています

 

こちらの第一次大極殿は、平城宮造営当初から聖武天皇が恭仁京に遷都するまでの間、使われました。

そして恭仁京遷都の際に、解体され移築されました。

その後、恭仁京から、山城国分寺に施入されましたが、当時の礎石はまだ山城国分寺に残っているそうです。

 

内裏と第二次大極殿跡

内裏は、天皇の私的な住まいです。

今は柱の跡が植樹によって表示されています。

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内裏 後ろに写っているのは平城天皇陵

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内裏の井戸が再現されています

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当時の井戸のイメージ

 

第二次大極殿は、恭仁京から都を還され、長岡京に遷都するまでの間に使われました。

今は、基壇だけが復原されています。

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第二次大極殿跡

ちなみに、第二次大極殿が使われていた当時は、第一次大極殿跡には、称徳天皇の西宮が建てられていたそうです。

 

推定宮内省と造酒司井戸

「推定宮内省」は、天皇を支える役所があったとされている場所です。

築地塀や建物が復原されています。

入場無料です。9時から16時半(入場は16時まで)まで、中で見学できます。

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推定宮内省 2001年復原

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後ろの山は 若草山

 

「造酒司井戸」は単なる井戸ではなく、神事や祭祀で使うお酒をつくる、特別な場所であったと考えられています。

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造酒司井戸の遺構

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当時のイメージ

 

東院庭園

平城京には、他の宮跡には見られない、東の張り出し部分があります。

この場所は「東院」「東宮」と呼ばれ、皇太子の住居だったようですが、奈良時代後半には、称徳天皇がこの近くに、いわゆる迎賓館の役割をする「東院玉殿」を建て、宴会や儀式を行っていたそうです。

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東院庭園(1998年復原)

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中央建物からの平橋

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反橋

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奥は 隅楼

この東院庭園は、日本庭園の出発点と言われています。

奈良の都の栄華が偲ばれます。

 

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内部の見学は、9時から16時半(入場は16時まで)です。

入場無料です。

 

平城宮いざない館

朱雀門の南東側に 「平城宮いざない館」があり、平城宮跡についての展示館になっています。

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かなり広いスペースに、様々な展示がされています。

 

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展示室1 平城宮跡のいま

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展示室2 平城京の復元模型

 

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展示室4から 

写真は、ほんの一部です。

展示品多数で、かなり充実しています。

長屋王邸宅跡から出土した「長屋親王…」と書かれた、当時ニュースになった木簡もあります。

 

コチラも、入場無料です。

平城宮跡に来たら、ぜひ立ち寄ってみてください。



その他いろいろ

平城京いざない館から朱雀大路を隔てたところに「天平みはらし館」があり、展望デッキから平城京の景色を楽しむことができます。

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朱雀門と若草山

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覆屋は復原工事中の南門 奥は第一次大極殿

入館無料です。

レンタサイクルをご希望の方は、ここで借りることができます。

 

あと、「天平うまし館」ではお食事が、「天平みつき館」ではお土産も販売されています。

「天平うまし館」の奥に、大きな「遣唐使船」も展示されています。

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復原遣唐使船展示

 

 

また、奈良県民以外の方に、よく驚かれるのですが、平城宮跡内に近鉄奈良線の線路が横切り、踏切もあります。

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遠くに写ってしまっていますが…平城宮跡内の踏切

朱雀門から第一次大極殿の方に行くための踏切は、警備員さん付きで、8時から17時までしか渡れませんので、お気をつけください。

 

さらに、平城宮跡内には、道路があり、普通に車も走っています。

「みやと通り」は、わりと交通量がありますので、渡る時は気をつけてください。

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みやと通り

まとめ 

この平城宮跡は、世界遺産指定される前は、だだっ広い空き地みたいなものでした。

クマ子が高校生の頃は、部活でランニングしに来たり、体育祭の応援団の練習に使ったり…(遠い目)。

第二次大極殿跡と、平城宮跡資料館・遺構展示館くらいしかなかったように記憶しています。

わりと青春の1ページだったりしたのですが、今ではすっかり整備されて綺麗になりました。

古代の都跡で、こんなに綺麗に復原・保存されているのは、日本ではここくらいですから、機会があればぜひ、訪れてみてください。

何と言っても、入場入館無料ですから(*^^)v

 

下は、公園内の地図です。今回の目次項目番号をマークしておきました。

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ちなみに…

平城宮跡歴史公園内はとても広いので、くまなく歩くと、運動不足解消効果が期待できます(笑)が、くれぐれもこの季節は無理をなさらず…

レンタサイクルの利用や、マイカーで来られる場合は無料駐車場も活用して、熱中症対策を万全にしてお出かけください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。