前回まで、奈良県生駒市の、生駒山の中腹にある「宝山寺」をご紹介してきました☟
今回は、お寺の紹介とは打って変わって、宝山寺の門前町にある自然菜食「ナイヤビンギ」でのランチについて書いてみたいと思います(*´ω`*)
宝山寺門前の異空間・自然菜食「ナイヤビンギ」
友達が見つけてきてくれた、宝山寺門前町にある自然菜食カフェ「ナイヤビンギ」。
ランチを予約して10月末の晴れた日に訪問しました🎵
思えば、この頃はコロナが落ち着いていたなぁ…(遠い目)💦
門前の、少し鄙びた旅館が続く街並みの中で、異彩を放つ外観が目を惹きます。
異国情緒を漂わせつつも、もともとは、昔のお寺の宿坊です(゚∀゚)
マッチしているような、ミスマッチなような、不思議な感覚に襲われます。
宿坊の一室に一組ずつ入ります。
案内されたお部屋は…
「書」と名付けられた和室。
奈良盆地を一望できる、眺望のいいお部屋♪
とてもほっこりして落ち着きます(*'▽')✨
後で調べてみると「ナイヤビンギ」とは…
「ジャマイカの労働階級と農民の宗教的な集会で演奏される音楽」という意味だそうで、このお店の内装や雰囲気は、ここから来ていたことがわかりました(゚∀゚)❕
身体が喜ぶ♬ランチメニュー
ランチメニューは「菜食十品小鉢のランチコース(税込1950円)」のみです(お子様ランチもメニューにはあるようです)。
一つ一つのメニューに対して、どんなお料理なのか、すべて説明してくださいます。
なかでも、驚きは、ソイミートの竜田揚げ(上の写真の真ん中にあります)✨
大豆が原料とは思えないような、しっかりした食べ応えとお味です。
他のお料理も全て、自家栽培の野菜を使われているそうで、身体に優しいのに、とても美味しくて、野菜ばかりなのにお腹いっぱい。
しかも、罪悪感なし…という嬉しいランチです(´艸`*)
自然菜食カフェでスローフードなだけに、配膳もゆっくり目。
素晴らしい眺望を見ながらいただく、デザートも格別です✨
頭にターバンを巻いたお店の店主と、民族衣装を着た奥様やスタッフの対応も、丁寧でとてもよかったです(*´ω`*)♡
帰りに、他の部屋もチラリと覗きましたが、土曜日だったせいか、満室でした。
ランチメニューは、予約が必須です。
ナイヤビンギのランチメニューは、季節に応じて内容が変わるみたいなので、違う時期にも、また来てみたいと思いました( ̄▽ ̄)♬
宝山寺の門前町について
さて、ここで余談を一つ。
この宝山寺の門前町ですが、実はただの旅館街ではなく18歳未満立入禁止のいわゆる「花街」「置屋」で、別名「生駒新地」と呼ばれていました。
参拝客を目当てに、花街としてかなり栄えたようです。
ただし、全盛期は、大正~昭和の初めにかけて…で、今はずいぶんと廃れています。
現在は、普通の旅館と廃業した旅館、さらにこのナイヤビンギのように改装したお店などが並ぶ中で、ひっそりと数軒が営業されているようです。
これも一つの歴史ですね。
《店舗情報》
「ナイヤビンギ」
〒630-0266 奈良県生駒市門前町12-9
電話番号 0743-73-0805
営業時間 12時から21時まで
ランチ 12時~14時半LO(16時まで)※要予約
カフェ 14時半~17時LO(18時まで)
ディナー 18時~19時半LO(21時まで)※要予約
定休日 毎週火曜日(不定休有)
生駒ケーブル「宝山寺」駅より徒歩1分。
駐車場は、生駒ケーブル「宝山寺」駅最寄りの《門前町駐車場(無料)》 。
まとめ
奈良県と大阪府の県境にある生駒山。
古くは修験道の山として知られる宝山寺を擁する門前町にある「自然菜食・ナイヤビンギ」は、とても素敵なお店でした(´艸`*)
大阪からのアクセスもいい生駒山、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。
次回は、宝山寺シリーズの最終回です(笑)。
生駒山上ケーブルカーに乗った時の様子をレポさせていただきます🎵
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m