kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

奈良県の観光やお役立ち情報を発信していきます(*'▽')

コロナ禍の中で…奈良歩き情報の更新

みなさま、こんにちは(*'▽')

今回は、以前から取り上げている奈良情報の中で、コロナ禍の影響を受けて、予定変更になったものなどを、いったん整理して書き出してみたいと思います。

まあ、こうして書いている今も、コロナは日に日に感染者数が増えていっているので、また変更になるかもしれないんですけれど…( ;∀;)

 

  

「奈良まほろばソムリエ検定」令和2年度は中止が決定

先日、奈良商工会議所からの手紙が届きました。

早速開けてみると、今年度の「奈良まほろばソムリエ検定」(←奈良県のご当地検定です)を中止します…との文面が…(゜゜)

 

もちろん、コロナ禍のこんな状況の中では、奈良ソムリエ検定のための講習会も体験学習も中止続きで、コロナがいつ収束するかもわかりません。

なので、商工会の判断は、とても賢明なものだと思います。

 

ただ…クマ子は「奈良まほろばソムリエ」に挑戦中です。

私の中で「最短の3年で、最上級のソムリエまで取る!」という目標があったので、手紙を見た瞬間、しばし固まりました💧

※奈良まほろばソムリエ検定奈良通2級に挑戦した時の話はコチラ☟ 

www.norikuma2.com

 

※奈良まほろばソムリエ検定奈良通1級に挑戦した時の話はコチラ☟ 

www.norikuma2.com

 

次の試験、2021年の1月には、最上級のソムリエに挑戦するはずでした。

2級と1級の時とは、試験の難易度も合格率も格段に違い、相当本腰を入れないといけなかったんです。

それでも、何とか頑張ろう…と思っていたんですよ💦

気合を入れていた目標を見失うと、立て直すのにちょっと時間が必要になりますね…

 

でもきっと、やろうと思っていることがうまく進まない時は、今は思いとどまった方がいい…今はそのタイミングではない…ということだと思うんです。

なので、違う目標を立てて、進んでいく時期なんでしょうね(;'∀')

 

※2021年1月に予定されていた「奈良まほろばソムリエ検定」は、すべて中止。
また、検定に伴う講習会・体験学習もすべて中止となっています。

次回はおそらく、一年後の2022年1月に実施されるものと思われます。

「奈良まほろばソムリエ検定」奈良商工会議所公式サイトはこちら

 

 

聖林寺の「十一面観音」トーハクでの展示は1年延期?

以前過去記事でも書かせていただいた、奈良県桜井市の聖林寺にある国宝「十一面観音像」

www.norikuma2.com

 

ミロのヴィーナスにもたとえられる、特に、プロポーションが抜群で、見てるだけでうっとりしてしまう、大変美しい仏さまです。

 

聖林寺

聖林寺 十一面観音立像 国宝 奈良時代

 

実物を見ると、あまりの均整のとれた姿に、思わず足を止めてしまうので、この十一面観音立像を正面から見るポジションは、競争率が高いです(・_・;)


この、珠玉の名作が、聖林寺での収納庫改修に伴って、東京博物館(トーハク)に出品されることになっていました。

しかも、東京オリンピックのタイミングの時に…というのが、当初の予定(2020年6月16日~8月31日)でした。

インバウンドの方たちの、多数の入場を見込んでいたのでしょう。

 

ですが、今回のコロナ禍で開催延期になってしまっていました。


今後の日程については、まだトーハクからの発表はありません。

が、聖林寺の公式ホームページには、以下のように書かれています☟

十一面観音の拝観が、新聞等で2020年5月17日までと案内しておりましたが、特別展の会期延長により、2021年5月中旬頃まで拝観可能になりました。

ということは、東京国立博物館での展示は、早くて1年後みたいです。

延期された東京オリンピックの日程に合わせているようですね。

 

この日程通りにいくかどうかは、コロナの収束次第でしょうが…💦

「聖林寺」公式サイトはこちら

 

首都圏在住の方々は、その日まで、楽しみにお待ちください。

 

その時は、出来たら私も行きたいなぁ~(・∀・)

やはり、同じ仏像でも、展示する空間が違うと、見え方が全然違うんですよね。

聖林寺の十一面観音を、いろんな角度で見てみたいです(*'ω'*)

後ろ姿なんて見れたら、もう最高ですね(´艸`*)🎵

 

法隆寺に国宝・百済観音お帰りになる

今度は反対に、トーハクに展示されていた仏像が、戻ってきたニュースです。

 

日本で最初に世界遺産に認定された法隆寺の国宝・百済観音像が、先日無事、法隆寺・大宝蔵院にお戻りになられました。

前述の聖林寺と同じパターンで、収蔵ケース改修のタイミングに合わせて、東京博物館に出品されていた百済観音像。

飛鳥時代に作られた仏像で、高さ210mの独特のフォルムと、柔和な表情が印象的な仏さまです。

法隆寺

法隆寺 百済観音像 国宝 飛鳥時代


この百済観音が、法隆寺からお出ましになるのは、なんと23年ぶり…。

首都圏の方々に、素晴らしい国宝を見ていただけるチャンスだったのですが、やはりコロナの影響で、予定されていた会期全て(2020年3月13日~5月10日)が中止になってしまっていました。

 

5月に テレビで案内されていたのを見ましたが、展示が素晴らしかった…。
本当に残念。

 

そしてその間、法隆寺ではお身代わりのレプリカが展示されていましたが、7月15日から新しくなったガラスケースでの展示が始まっています。


このガラスケース、透明度が高い特殊なガラスを使用しているらしく、反射率も抑えられているとか。

今までよりもクリアに見えるらしいので、また法隆寺を訪れる楽しみが増えました♪

「法隆寺」公式サイトはこちら

 

2020年「なら燈花会」は、新たな試みに挑戦?

昨年訪れ、とても幻想的なロウソクの灯に心癒された「なら燈花会」☟

www.norikuma2.com

 

残念ながら今年は、やはりコロナの影響で開催中止になっています。


ただし、今年で22回目を迎え、今まで灯し続けてきた火を絶やさないための新しい試みをされるとの記載が、公式サイトに上がっていました☟

「なら燈花会」公式サイトはこちら

・今年だけの特別な場所で無観客で行い、その風景をネットで映像配信する
・「おうちで燈花会」企画


①燈花会に一緒に行きたい人の写真or実際に燈花会に来て撮った写真or点灯している動画写真などをUP
②「おうちで燈花会体験セット」を購入し、自宅の庭や玄関、お店の周りなどで点灯する。

開催を断念したことからの苦肉の策でしょうが、この状況下でも、何かを生み出そうとする前向きな姿勢が感じられます✨


会場でのロウソクの灯りは、来年のお楽しみに取っておいて、今年は、お家の庭でロウソクを灯してみるのもいいのかもしれません。

なら燈花会

なら燈花会

2019年 なら燈花会のようす

 

まとめ

コロナ禍で、イベントがどんどん開催中止になっていく中、オンラインでできることはやっていこう…という試みや、開催時期をずらし、今は地域の人たちに来てもらおう…など、何とかしてアイディアを出し合い、この苦境を乗り越えていこう…とする姿勢が見えてきていますね(*'▽')


突然降りかかった、この想定外の災いを、何とかして生きる力に変える、勇気と知恵が求められている気がします。

 

まだまだ、コロナは収まる気配はなく、GOTOキャンペーンどころの騒ぎではなくなっています。

 

密にならない努力、感染拡大防止につとめる努力をしつつ、オンラインでの取り組みをされているところには出来るだけ参加して、今まで続けられている地域の火を絶やさないようにしたいと思いました✨

 

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>