昨年2019年は、奈良県内で、2ヶ所の蓮の名所を訪れることが出来ました✨
一つ目は、橿原市の藤原京跡の蓮☟
二つ目は、奈良市にある世界遺産・薬師寺の蓮☟
と、綺麗な蓮の花を満喫することができた、大満足のシーズンでした( *´艸`)
ところが今年は一転、日本中がまさかのコロナ禍の年となってしまい、イベントはほとんどなくなってしまいました(ノД`)・゜・。
…でも、それでも花は咲きます✨
今回は、2020年7月20日に、奈良市の世界遺産・唐招提寺の蓮を見に行ってきた様子をレポしたいと思います。
若干、満開の時期が過ぎ、残念ながら花はまばら…💦
それでも、咲いている蓮は、とてもキレイでした♫
唐招提寺については、昨年度の「奈良まほろばソムリエ検定奈良通1級」の特別問題の指定があったことから、詳しく勉強しました。
そのため以前の記事で、4回にわたって、ネチっこく(笑)ご紹介させていただいております☟
- 唐招提寺の蓮エリア
- 金堂前の蓮(鉢植え)地図①
- 戒壇前の「はす池」地図②
- 普段は開いていない「蔵松院」のお庭の蓮 地図③
- 売店横トイレ北側の鉢植えの蓮 地図④
- 売店南側「蓮池」地図⑤
- 社務所前の鉢植えの蓮 地図⑥
- お正月に訪れた「滄海」のその後
- 値上がりは拝観料だけではなかった?
- まとめ
唐招提寺の蓮エリア
昨年行った藤原京跡の蓮は、地植えのため生育が良く圧巻の花の数で、さらに周辺の大和三山の風景と相まって素晴らしい景色を見ることができました☟
また、薬師寺の方は、だいたい毎年、一か所に集中して置かれているようで(昨年の場合は、講堂と食堂の間)、伽藍の赤と、大輪の蓮の花のコントラストが素晴らしく、見る者を楽しませてくれました☟
対して、唐招提寺では、鉢植えの蓮と池に咲いている蓮の2種類があります。
そして、鉢植えの方は、お寺内のいろんな場所に置かれています。
このため、境内を散策していると、様々な場所で蓮を見ることができる…という楽しみがあります。
金堂前の蓮(鉢植え)地図①
唐招提寺伽藍のメインである金堂前に置かれています。
金堂は、南大門を入って正面すぐに見えてくる場所にあるので、一番華やかで目に付きます。
蓮の鉢は、金堂正面より東寄りに置かれているので、うちわまきが行われることで有名な国宝・鼓楼も同時にカメラに収めることも可能です。
奈良時代から受け継がれてきた金堂の建物と、蓮の花との取り合わせがいいですね✨
戒壇前の「はす池」地図②
「はす池」という名前の通り、蓮が植えられている場所なので、去年の秋からずっと目をつけていた場所でした。
一番期待して足を向けたのですが…
残念💦
見ごろを逃してしまったのかな。
花の数が少ない…
でも、咲いてる部分はやっぱり絵になります✨
仏教の花と言えば「蓮」。
戒律を授けるために作られたという戒壇前に植えられているのが、建物とマッチしています。
次回は、見ごろに訪れたいな~(;^ω^)
普段は開いていない「蔵松院」のお庭の蓮 地図③
「蔵松院(ぞうしょういん)」は、江戸時代に唐招提寺復興に尽力した英範(えいはん)が住み、現在は本坊となっている子院です。
ここの門は、過去に訪れた時に、一度も開いていたことがなかったので驚きましたが、どうやら蓮の期間だけ?門を開けられているようで、お庭のみ開放されています。
戦国時代を経て、荒れ果ててしまった唐招提寺を復興させた英範が住んでいた特別な場所。
この庭に置かれた蓮は、仏さまの教えを伝えるかのように高雅ですね。
売店横トイレ北側の鉢植えの蓮 地図④
売店をブラブラしていたら、意外なところに蓮を見つけてビックリ( ゚Д゚)❕
正確には、トイレの北側です(;・∀・)
でも、とても綺麗なのです。
うまくアングルを取ると、バックに国宝の経蔵が写ります(手前に木は入ってしまいますが💦)。
蓮の隠れ名所?ですかね(;´∀`)
売店南側「蓮池」地図⑤
以前から池があることはわかっていたのですが、この季節に来てみて初めて、この池の名前が「蓮池」であることに気づきました(;^ω^)
やはり池に植わっているだけに、生育がよく、背が高い蓮が多いですね。
白い蓮が植えられているゾーンなのかもしれないです。
この池の南側に、唐招提寺の鎮守社があるので、ここは厳かな雰囲気が漂っています。
社務所前の鉢植えの蓮 地図⑥
これで蓮は終わり…と思って、南大門を目指している途中に社務所を覗き込んで発見しました。
数は少ないですが、静寂な雰囲気の唐招提寺に似合う並べ方でした。
数えてみると、6ヶ所も蓮ポイントがありました。
こういう蓮のお寺もいいですね❕
お正月に訪れた「滄海」のその後
少し蓮からは離れますが…
「滄海」は、唐招提寺開基である鑑真和上が、日本を目指して航海した海をイメージして作られたと言われています。
そう聞いたので、なんだかとても、気になる場所だったのです。
ところが…
今年のお正月に唐招提寺を訪れた時の「滄海」☟
「めっちゃ、濁ってる⁈」
その時は、イメージとは違い、とてもビックリしました💧
…が、蓮を見に行ったこの日は、景色が一変していました☟
やはり、季節や気温・天候なども原因になるのでしょうね。
きれいな「滄海」が見れて、何だかホッとしました(;^ω^)
値上がりは拝観料だけではなかった?
前回までの記事にも、唐招提寺の拝観料が、令和2年4月1日から改定になり、大人600円が1000円に一気に値上がりになったことを書かせていただきました。
なのでそこは、覚悟の上で拝観に行ったのですが…
なんと、駐車場も値上げになっていました❕
以前は、乗用車1台1日500円だったのですが…
最初の1時間550円・その後1時間ごとに110円に❕
何と言っても世界遺産のお寺だけに、駆け足で回っても1時間では無理…💦
結局、660円払わないといけなくなりました(・_・;)
車で行く場合、以前と比べると、拝観料と合わせてかなりの値上げになっています。
お出かけの際には、お気を付け下さい(>_<)(>_<)
唐招提寺へのアクセスについては、コチラをご覧ください☟
《参考文献》
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・唐招提寺発行公式パンフレット
・奈良まほろばソムリエ検定奈良通1級用の認定支援セミナーで配布された資料
まとめ
ここは、去年、奈良まほろばソムリエ検定の奈良通一級の特別問題が「唐招提寺」だったこともあり、何度が足を運んだお寺でした。
ですが、蓮を見たい…と思う気持ちが心残りだったので、コロナ感染者が増えていっている中で、一人でひとっ走り行ってきました。
欲を言うなら、満開の時に行きたかったですが、その辺りはまたのお楽しみにしたいと思います。
では最後に、駐車場横にある土産物店「きとら」の店内にて。
奈良市のお土産店では、たいてい奈良市観光協会キャラである「しかまろくん」が、蔓延っています(*'▽')
「せんとくん」とは違い、とても可愛いです(笑)。
そんな中に、見覚えのあるクマさんが…と思ったら
土産物ちゃうやん(笑)。
「しかまろくん」が、コップのフチ子ちゃんみたいになっていました。
そして、ここにも「鬼滅の刃」が…
人気漫画だけに、高速で浸透していますね。
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>