kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

奈良県の観光やお役立ち情報を発信していきます(*'▽')

山の辺の道で見つけたパワースポット・八大辨財大神 龗神神社

いろいろとネタを持ってはいるのですが、書く方が一向に追いついておりません💦

また、未完のシリーズものもいくつかあります。

 

そんな中で、新シリーズ「山の辺の道を歩く」を始めようと思っている不届き者です。

このシリーズも、不定期で更新することになると思いますが、よろしくお付き合いくださいませ<(_ _;)>💧

    山の辺の道

「山の辺の道」は日本最古の道とも言われ、奈良盆地の東端を南北に縦断するルートで、全長約35km(桜井市~奈良市)にも及びます。

この道沿い一帯には「日本書記」「古事記」などの史料に登場する、数多くの人物・地名・事物に由来する名称が、地名や寺社、古墳などさまざまなところに残っています。

さらには、周辺に残る遺物や伝説、また道沿いに道祖神などの小さな石仏が数多く祀られていることなどからも、往時の繁栄ぶりが偲ばれます。

 

そんな山の辺の道ですが、このブログでは過去に、桜井市にある大和国一ノ宮・大神神社から南に海石榴市、さらには「仏教伝来の碑」がある辺りまでは、取り上げたことがあります☟

www.norikuma2.com

 

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今回は、大神神社から北の「山の辺の道(南)コース」を歩いてみます。

このコースは、山の辺の道で一番人気のルートで、大神神社を出発して、まず目指すのは、元伊勢で知られる「檜原神社」であるのがオーソドックスなルートです。

 

ですが…クマ子は、そのずっと手前にある、あまり名が知られていない神社の辺りから、ご紹介したいと思います。

そこは、行ってみてビックリなパワースポットでした(下の地図、赤丸の部分周辺)✨

山の辺の道地図

山の辺の道(南コース) ※天理市観光協会HPより

※この記事を書くにあたって、掲載している写真は、2020年3月と5月に撮った写真を載せています。

 

 

山の辺の道・大神神社~北へ向かう

大和国一ノ宮である大神神社のことは、以前、何回かに分けて取り上げさせていただきました☟

www.norikuma2.com

 

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さらには、ご神体山である三輪山ご登拝した時のことも記事にしたことがあります☟

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三輪山ご登拝をする際には、摂社である狭井神社で受付を済ませてから登りますが、その狭井神社は、荒魂神社でもあり、大神神社にとって、とても大切な摂社となっています。

大神神社

狭井神社の手前にある 市杵島姫神社

その狭井神社から、山の辺の道を、北へと歩いて行きます。

 

大美和の杜からパワースポットへ向かう

狭井神社から、ほんの少し歩くと「大美和の杜」という公園のようなスペースがあります。

山の辺の道

大美和の杜へ向かう

 

あんまり写真を撮らなかったので紹介が難しいのですが、ベンチとテーブルもあり、座って休憩している人もいました。

一休みするには、もってこいのスペースだと思います。

私がこの写真を撮ったのは、2020年3月21日で、桜がとても綺麗でした。

山の辺の道

大美和の杜

 

「大美和の杜」を出て、さらに北へ少し歩くと、何だか個性的な玄関の建物が…

山の辺の道

ここは「月山日本刀鍛錬道場」という場所だそうで、日本刀の資料館や、製作の体験場があるようです。

山の辺の道

月山日本刀鍛錬道場

 

さらに、少し歩きます。

山の辺の道

「狭井川」と書かれている

 

すると、いい感じのお店が( *´艸`)

    山の辺の道

「山の辺の道 花もり」という日本料理のお店です。

「入ってみたいなぁ…」と思いつつ、先を急ぎます💦

 

このお店の、道路の反対側には、大神神社末社「貴船神社」があります。

    山の辺の道

階段を上がって、写真を撮ろうとしたのですが、この時は(5月)、でっかい蜂がブンブンと飛び回っていて、怖くて近寄れませんでした😢

この距離が限界…💧

 

さらに進みます。

    山の辺の道

 

途中にある、地元野菜の棚とか見るの、好き(*ノωノ)

山の辺の道

地元産野菜の販売棚

 

さて、前方右手のちょっとした坂の向こうに、赤い鳥居が見えてきました。

山の辺の道

八大辯財大神鳥居

パワースポットが、近づいてきましたよ❣

 

静かでスピリチュアルな空間

ここは、山の辺の道のルートからは少し外れるのですが、前出の写真のように、坂を登って東に逸れていきます。

 

赤い鳥居に近づいてみます…

山の辺の道

 

そこから、ぐるりと池?の周りを歩きます。

ただし、時期的なものなのか、池の水はほとんどありませんでした。

八大辯財大神

手前の池?

赤い鳥居の方を振り向くと、こんな感じ。

八大辯財大神

池の周辺を歩く

 

道の途中には、不思議な置物が、あちこちに…

八大辯財大神

 

二の鳥居?かな。

この辺りまでくると、ワクワクしてきます♬

八大辯財大神

八大辯財大神 二の鳥居?

 

鳥居をくぐってみます。

     

 

前方に、白い建物があります。

これって、神社?

八大辯財大神

八大辯財大神 社殿?

 

社殿らしきところまで行くと、扁額のようなものが掲げられています。

「日本最古の大神」…って、書かれてありますね。

「八大龍王辯財大神 龗神(おかみのかみ)神社」 とあります。

わりと、手作り感あふれる額ではありますが…(;^ω^)

雨に龍という漢字からも、水の神様のような雰囲気が漂っています。

 

ところで、社殿に向かって左側には、手前の干上がった池とは打って変わって、清らかな水を湛えた池があります。

八大辯財大神

龗神神社殿?から、東側を望む

 

この日は、5月中旬で、早くも夏の気配がするくらいの陽気で、マスクをはずしたくなるような暑さでしたが、この風景を目にすると、涼しい気分になれました♡

 

この辺りは、人がいないこともありますが、静かでクリアな空気が流れていて、本当に神秘的でした✨

このままじっとしていたら、そのうち、池から龍が昇ってきそうな感じ。

 

はっきり言って、人には教えたくないように思ってしまうほど、魅力的な場所でした。

 

この空気感を堪能したのち、先ほどの鳥居の周辺まで戻ります。

     

奥の方には、水子供養のお地蔵さんがたくさん並んでいました。

 

その奥に行ってみようと思いますが…

     

こんな道だし、周りに一人っ子ひとりいないし…で、さすがに少し怖くなってきて、これ以上進むのは断念しました💦

 

本当は、下の写真の鳥居の向こうまで、探検したかったのですが…

 

    

 

山の辺の道へと戻り、北に歩いて行くと「山の辺の道ハスロード」というところに出ます。

山の辺の道

「山の辺の道ハスロード」と書かれた看板

 

夏にここに来ると、蓮の花が咲いているのでしょうね。

山の辺の道は、まだまだ北へと続いて行きます。

    

 

《参考文献》

 

まとめ

「龗神神社」は、本当に神秘的なエリアでした。

私が行った時には、山の辺の道を歩いていた人は結構いたのですが、この神社まで入ってくる人はいませんでした。

まるで、素晴らしい景色を独り占めしているような充実感がありましたが、それと同時に、私以外に誰もいなかったようで、ここに入ってきても大丈夫なんだろうか…と少し不安な気持ちにもなりました。

でも、もしも数人で入っていったとしたら、その神秘的な雰囲気をこれほどまでに感じることが出来たかどうかはやはり疑問に思います。

いずれにしても、思い切ってここに来てみてよかったです(*'▽')

初めて、この神社に行った直後に、どなたかこのスポットの記事を上げておられないかと思ってネットで探してみたのですが、見つけることができず💦

本当にここを観光スポットとして紹介していいものか悩みながら、ネタを温め、年末くらいからようやく腹をくくって、この記事を書き出していました。

 

そうこうしているうちに、この神社のことを書いておられるブログ記事を発見しました。

そう、私が奈良歩きをする上で、心の中の師匠…と勝手に思っている(笑)開物発事さんでした☟

www.zero-position.com

 

時期こそ違えど、同じところに行って、同じように感じた方がおられたのは、とても心強かったです。

それにしても私の方は、プラっと立ち寄ってみて「パワースポットだ~❣」と感激したものの、神社についてはほぼ何もわからず…だったのですが、さすが開物発事さん、たくさん説明を書いておられます✨

 

私が、でっかい蜂ブンブンが怖くて先に進めなかった「貴船神社」へも、ちゃんと行っておられますので、こちらをお読みになれば、詳しいことはわかりますよ☟

www.zero-position.com

 

いつも勉強になっております( . .)φメモメモ…

開発物事さん、ありがとうございます✨

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>